中堅社員実務能力向上・活性化研修の実例

再教育で「役割の自覚」と「意識改革」

M社では、今まで計画的・体系的な社員教育は行なわれてこなかったが、社員数も増加し、将来を見すえた人材育成が急務となっていました。
特に、30代を中心とする技術系中堅社員は、リーダーとして小グループをまとめたり、後輩の実務能力アップに努めており、初歩的なマネジメント能力の向上が急がれていました。
そこで、以下のような内容で、「中堅社員実務能力向上・活性化研修」を提案し、現在、月1回土曜日午後3時間で、1年間12回コースで実施中です。

  • 今会社が欲しい“中堅社員”とは?
  • 効率的な仕事の進め方  
  • 仕事の“段取り上手”になるための「コツ」  
  • 業務改善の「基本」と「コツ」      
  • コミュニケーション能力の開発      
  • 問題解決能力の開発   
  • 仕事の創造と自発的行動の重要性   
  • 社内での自分の役割を築くには?      
  • 「簿記」の基礎から「決算書」のできあがるまで
  • やさしい決算書の読み方
  • 目標管理と目標設定
  • 「仕事」 + 「人生」


 毎回、「事例演習」又は「教育ゲーム」を組み入れ、実践的な研修をめざしています。

〔現況と評価〕

忙しい業務の中で、参加者10名の出席率もよく、学習意欲が非常に旺盛です。
職場や部門が違い、日頃のコミュニケーションが不足している中で、ホンネの コミュニケーションの場をこの研修が提供していることも意義深いことで、お互いの人間性を理解し合うという面でも効果が上がっています。