経営革新にチャレンジできる“人財”養成
M社(エンジニアリング業、社員数40人)
今まで経営トップの強力なリーダーシップで会社運営がなされてきたが、業務拡大に伴い、どうしても組織的な業務運営が不可欠となり、部門リーダーのマネジメント能力のアップが緊急を要することとなりました。
そこで、1年間をかけ、実践的な管理力をじっくりと身につけることが近道であると判断し、以下のようなカリキュラムで、「実践的管理力強化研修」を実施しました。
業務に支障をきたさないよう、月1回・土曜日午後3時間という無理のない時間設定を行ない、部門リーダー8名が参加しました。
〔カリキュラムの内容〕
- 管理者の役割と立場
- 仕事の管理・改善の進め方
- リーダーシップのあり方
- 職場の「問題解決」とその「解決方法」
- 職場の活性化
- 職場のコミュニケーション
- 部下の育成
- 決算書の読み方
- やさしい財務分析
- 「経営計画」の立案・策定
- 目標管理と業績評価
- リーダーの理想像とは?
〔会社の評価〕
あせらずじっくりと1年をかけ育成に取り組んだので、期待した成果が得られた。
特に今まで経営計画の策定がなされていない成り行き的経営であったので、即刻、中期経営計画(3ヵ年計画)を次期後継者を中心に立案・策定しており、研修の効果が早くも出てきている。
また、毎回、教育ゲームや事例研究を取り入れ、参加型研修に力点を置いたので、参加者からも好評であった。